午前中は、宇都宮森林公園でのファーストエイドのセミナーに参加。
サンクスポーツクラブ陽東 山歩会の10名が集合。
午後は岩場通過訓練を実施。
第1部:自治医大教授(草鹿先生)のセミナー。 テーマは、「山中の外傷遭難者を救え!」
感想
1.事故現場では、自分自身の安全を確保し、二次災害を防止する。
2.ロード&ゴーが重要
・生命維持に関係ない部分の観察や処置を省略する、
・生命維持に必要な処置のみを行い、迅速に救急車両(ヘリ?)へ収容(ロード)する。
・高度な医療機関へ搬送(ゴー)
・心臓マッサージを行うと最初の圧迫で、遭難者の肋骨が折れる可能性が高い。しかし折れてもひるまず、
心臓マッサージを続ける。助かれば肋骨は回復する。
3.セミナーの後、2名1組で頸椎の保護、呼吸の確認、循環器チェック、回復退位、骨盤の固定等を実習。
第2部: 遭難者の搬送方法等。
1.ロープ、カラビナ、スリング等の使い方。
2.搬送方法
・リック等を利用して1名で背負う。
・軽症ならば、2~3名で歩行を補助。
・ツェルト等で担架を作り6名で移送。(道幅要)
セミナー終了後は、宇都宮森林公園管理棟の庭で昼食。
車で宇都宮市立城山西小学校脇の市営駐車場に移動。
日が短く、きょうのコースは3時間の予定。休みは少しだけ。
私が先頭の顧問を抜いて積極的(?)に進みました。
高みを目指し、一番高い場所に登ると、3面が絶壁で先には進めません。
今井さんが山頂を1周したのでコースの間違いに気づきました。
すでに全員が登った後でした。
無名の頂きを、おつかれ山と命名したいと思います。
正しいルートに戻るため、下に降りてその先の頂きに向かいます。
私は先になると道に迷う。列の後ろならば迷わない。
気が付けば、竹内顧問が下から見上げています。
どこからどうやって降りたの?
はじめは鎖を握り、ほぼ水平に移動。
ここまでは余裕あり。カメラに向かってピースサイン?。
その先にあるのは、垂直の壁(落下コース?)。
溝に入ると狭く、3点支持の3点目が見つかりません。
ここを他の人はどうやって降りたの?
(反省)
先に降りればよかった。
会員の降下中の姿を撮影したかった。
降下訓練中の名シーンを逃した。
竹内顧問からの温かいお言葉。
ロープや鎖に頼らずに、自分の力で高みをめざしましょう。
この経験を思い出せば、単独行のハイキングでも慌てずに対応できます。
小山顧問から個人的にアドバイスを頂きました。ありがとうございます。
岩から体を離しなさい。
離せば離すほど、周囲が良く見え、手足を置く場所が見つかります。
改めて顧問の動きを見ると、のびのびと躍動しています。さすが!
山中が暗く撮影を省略。
安全のため、ヘッドランプを点燈した会員もいます。
しかし、駐車場に戻ると、まだ明るい状態。
3時間の計画を10分超過で、今日も無事に戻れました。
竹内顧問と小山顧問にはたいへんお世話になりありがとうございます。
山歩会会員の皆様はお疲れさまでした。
(感想)
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担当者:菊池 孝夫